「ベランダに緑を添えたいけど、観賞用植物は管理が大変そう…」と思っている方におすすめしたいのが、人工芝の設置です。本記事では、ベランダに人工芝を敷くメリット・注意点を深掘りして解説するとともに、ベランダにおすすめの人工芝を3つ紹介します。ぜひ本記事を参考に、ベランダに人工芝を導入してください。
ベランダに人工芝を敷くメリットや注意点
まずは、ベランダに人工芝を敷く具体的なメリットと、注意すべきポイントを見ていきましょう。ベランダに人工芝を敷くメリット
ベランダに人工芝を敷くことには、大きく分けて三つの魅力的なメリットがあります。まず一つ目は、子どもやペットが気軽に遊べる空間をつくれる点です。人工芝はコンクリートの床と比べてやわらかく、クッション性があるため、裸足で歩いたり走ったりしても足への負担が少なくなります。
そのため、子どもが安心して遊べるほか、ペットが寝転んでくつろぐ姿も見られるでしょう。転倒時の衝撃も和らぐため、ケガのリスクを軽減できる点も大きなメリットです。
二つ目のメリットは、ベランダ空間で手軽に緑を感じられることです。ベランダはどうしても無機質な印象になりがちですが、人工芝を敷くだけで一気に雰囲気が変わり、自然のぬくもりを感じられる空間になります。
緑色には視覚的な広がりを感じさせる効果もあるため、ベランダが以前よりも広く、開放的に見える点も特徴です。洗濯物を干すだけの場所だったベランダが、ほっと一息つける心地よい場所へと変わるでしょう。
近年の人工芝は見た目のリアルさにもこだわっており、複数の色味を組み合わせた製品も多く、天然芝と比べても違和感のない自然な景観を楽しめます。
三つ目は、庭づくりを自由に楽しめる点です。庭づくりは一戸建て住宅の特権だと思われがちですが、人工芝を取り入れることでマンションのベランダでも十分に実現可能です。
人工芝を敷くだけでも立派な「庭」のような空間になりますし、そこにプランターや観葉植物を配置したり、ガーデンチェアやテーブルなどの家具を置いたりすることで、より自分らしい空間づくりが楽しめます。
マンションだからといって理想の庭を諦める必要はなく、工夫次第でベランダを癒やしのプライベートスペースへと変えることができるでしょう。
ベランダに人工芝を敷く場合の注意点
マンションのベランダに人工芝を設置する際には、見た目の良さだけで判断するのではなく「人工芝の性能」「形状の選び方」「施工方法」の三つのポイントを意識することが大切です。まず重要なのが、人工芝そのものの性能です。ベランダではスリッパを履いて歩く方が多いですが、人工芝は素材の特性上、静電気が発生しやすい傾向があります。特に、すり足で歩くと静電気が起こりやすく、室内に入る際にドアノブへ触れた瞬間、痛みを伴う放電が起きることもあります。
そのため、人工芝を選ぶ際には、静電気抑制機能が付いているかどうかを必ず確認したいところです。あわせて、長期間安心して使うためには、抗菌・防カビ・消臭などの衛生面の機能や、紫外線による劣化を防ぐUV加工が施されているかも重要な判断材料となります。
耐久性の低い安価な人工芝は、数年で色あせや芝の抜けが発生することも多く、結果的に張り替え費用がかさむ可能性があります。価格だけでなく、性能や耐用年数まで含めて選ぶことが大切です。
次に、ベランダに合った人工芝の形状選びについてです。人工芝には主にジョイント式とロールタイプの二種類があります。
ジョイント式は、小さなパネルを連結して敷くタイプで、施工が簡単で狭いベランダにも対応しやすい反面、耐久性や見た目のリアルさに欠ける商品も少なくありません。一方、ロールタイプは一枚物のため継ぎ目が目立ちにくく、仕上がりがきれいで、機能性の高い商品も多いのが特徴です。
ただし、狭いスペースでは取り回しが難しい場合もあります。短期間の利用や狭いベランダであればジョイント式、それ以外の場合はロールタイプを選ぶと満足度が高くなりやすいでしょう。
最後に施工方法についてですが、マンションのベランダは共用部分にあたるため、将来の原状回復を考慮する必要があります。ボンドや強力な接着剤で固定してしまうと、撤去時に床を傷め、高額な補修費用が発生する恐れがあります。
両面テープも同様に、粘着物が残るケースがあるため注意が必要です。そのため、基本的には接着剤を使わない置き敷き施工がおすすめです。
どうしても固定が必要な場合は、床への影響が少ないアクリル系の両面テープを選ぶと安心です。また、避難ハッチや避難通路を塞がないよう、設置位置にも十分配慮することが欠かせません。
ベランダにおすすめの人工芝3選
続いて、ベランダに敷くのにおすすめの人工芝を見ていきましょう。グリーンフィールド(リアリーターフ®)

引用元:https://design.gfield.co.jp/
| 会社名 | 株式会社グリーンフィールド |
|---|---|
| 住所 | 岩手県紫波郡紫波町大巻八竜50-1 |
| TEL | 019-613-6663 |
土の上に施工する場合は、防草・砂利下シートを併用することで、人工芝の隙間から生える雑草を抑制し、長期間きれいな状態を維持できます。また、酸・アルカリ・塩素に対する耐性が高く、使用環境による変色が起こりにくい設計となっています。
製品はR8プレミアムクラスとR6スタンダードクラスを中心に全6種類が展開され、用途や景観に応じて選択が可能です。パイルには複数色や異なる形状を組み合わせ、つやを抑えた仕上げにすることで、天然芝に近い自然な風合いを実現しています。さらに、特殊形状パイルにより倒れにくく、柔らかな踏み心地と高いデザイン性を両立しています。
機能面では、静電気抑制、抗菌、防炎、消臭、防カビなど多くの安全・衛生機能を備え、公共施設から住宅の庭、ドッグランまで幅広く対応可能です。特に耐久性に優れたスポーツタイプは、厳しい耐摩耗試験でも高い性能を示しており、活発な使用にも適しています。
一方で、窓ガラスの反射熱によるパイル融解の可能性があるため、施工前には設置環境の確認が重要です。リアリーターフ®人工芝は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた、長く安心して使える人工芝といえるでしょう。
白崎コーポレーション(ふわふわターフ)

引用元:https://www.jinkoushiba-senmon.com/
| 会社名 | 株式会社 白崎コーポレーション |
|---|---|
| 住所 | 福井県鯖江市石生谷町11-23 |
| TEL | 0570-020-497 |
ふわふわターフの大きな特長は、芝が細く高密度に作られているため、思わず何度も触りたくなるほどの柔らかな手触りです。人工芝特有のチクチク感が少なく、裸足でも快適に歩けます。特に芝丈30mm・40mmは、ふわふわ感をしっかり楽しめる仕様です。
また、ストレート芝とカール芝を組み合わせ、3色の緑と茶色を使用することで、まるで天然芝のようなリアルな見た目を再現しています。人工的なツヤを抑えているため、庭やベランダにも自然に馴染みます。
耐久性にも優れており、パイルにはポリエチレンとポリプロピレンを使用し、UV加工によって色あせを防止しているのが特徴です。裏面はポリウレタン仕様で、パイル抜けや耐水性、UV抵抗性に強く、気温差のある環境でも長持ちします。
使用環境によって前後しますが、耐用年数は約8年です。さらに、難燃性・抗菌機能・静電気抑制機能を備え、導電性パイルを織り込むことで、安心して家庭で使えます。
透水穴が10cm間隔で設けられているため水はけが良く、水たまりができにくい点も魅力です。芝が起きやすい構造で手入れがしやすく、基盤シートの耳をあらかじめカットしているため継ぎ目が目立ちにくく、DIYでも美しく仕上がります。
自由にカットでき、室内で円形カーペットとして使うなど、幅広い用途で楽しめる人工芝です。
タカショー

引用元:https://proex.takasho.co.jp/
| 会社名 | 株式会社タカショー |
|---|---|
| 住所 | 和歌山県海南市南赤坂20-1 |
専用工具や特別な施工技術が不要で、並べて敷くだけで簡単に設置できるつくりになっています。
例えば、30×30cmサイズのジョイント式タイルを敷き詰めるだけで、殺風景だったベランダが一気に庭のような雰囲気になります。ジョイント式の特徴として、パネル同士をつなぎ合わせるだけのシンプルな施工性が挙げられ、DIY初心者でも取り組みやすい点が大きなメリットです。
また、商品によっては射出成型によりパイル(芝の毛)が抜けにくい仕様のものもあり、ベランダや屋外での耐久性や見た目の良さを意識した設計になっています。一方で透水性人工芝は、一般的な人工芝とは異なり、水が下に抜ける機能(透水性)を備えている点が特徴です。
こちらもタカショーのプロ向けカタログ「PROEX」で紹介されており、庭や玄関アプローチ、外構空間など、さまざまなシーンで利用されています。透水性を持たせることで、降雨時や散水後でも水はけがよく、屋外の湿気や水分を気にせずに快適に使える点が大きな強みです。
天然芝を敷くのが難しいコンクリートやタイル床のスペースにも施工しやすく、雑草対策や美観向上を目的に選ばれることも多いです。